【追記:2023年11月1日】
【追記:2022年6月18日】
【追記:2022年1月12日】
タカギ 蛇口一体型浄水器 JA201MN-9NTN01 の漏水(水漏れ)に対応してみた。その1の続きです。
新部品が到着したので、さっそく交換作業を行うことにしました。
シンク下の止水栓を止めて、作業にかかります。
Contents
レバーハンドルを取り外してみた
蛇口を操作する部分はレバーハンドルという名称らしいです。
まずはこの部品を取り外します。
- お湯と水を表す赤青のプラスチック部品を取り外します。
- プラスチック部品の上部に爪を差し込み下げます。
- プラスチック部品を手前に引き抜きます。
奥に六角穴が見えます。
この穴には六角レンチ2.5mmが刺さります。
反時計回りで部品が取り外せます。
取り外した部品は「六角穴付テーパねじプラグ」でした。
後はレバーハンドルを上に引き抜けば、取り外し完了です。
レバーハンドル自体は簡単に引き抜けます。
裏側も確認します。特に汚れはありませんでした。
上部カバーを取り外してみた
このモデルは、タカギの他のモデルと異なり円柱部分には切り込みが入っておらず、円柱部分を回すことができません。一番上の円錐台の部分のみを外す必要があります。
円柱部分を回せないので、力を加えられる場所が非常に限られ、今回の作業で一番大変な工程でした。
この上部カバーはなかなか外れません。
ゴムハンマーで叩いたり、ゴム手袋をはめて反時計回り時計回りの両方向に回してみたり、色々試してみましたが、びくともせず。
ゴム手袋はこれを使用しました。丈夫です。
力を加えるので、台所用のゴム手袋ではなく、このような作業用のゴム手袋が良いと思います。
ゴムハンマーをこれを使用しました。どこのゴムハンマーでも良いかと思いますが、
アストロプロダクツの商品は大きくてリーズナブルかなと思います。
しばらく格闘していたら、唐突に反時計回りで外れました。
30分ぐらいは格闘していたと思います。
結局、外れたのは何が決め手だったかはわかりません。
少なくともゴム手袋は必須ではあります。
取り外した上部カバー。
特に問題無く綺麗です。
取り外し時に傷が付かなくて良かった。
内部金具を取り外してみた
モンキーレンチで外します。
反時計回りで簡単に外れました。
外した内部金具。
カルキまみれで汚いです。
掃除したいですね。
セラミックバルブを取り外してみた
内部金具の受け側もカルキまみれです。
掃除したいところですが、まずはセラミックバルブを取り外します。
初めはラジオペンチを使い腕の力だけで、セラミックバルブを引き抜こうとしましたが、びくともしません。
思いっきり固着しています。
どうしたものかと思案していると、ふと思いつきました。
全身の力使えばいけるんじゃないか?と。
やってみました。
キッチン台の上に乗り、手はラジオペンチを挟むのに集中し、引き抜くのは足の力を使うようにすると、
一発で簡単に引き抜けました。
注意点としては、キッチン台に乗る際に少し「みしっ」と音がしたので、場合によってはキッチンの破損に繋がるかも知れません。
この記事を参考にされる方はご注意ください。
セラミックバルブの新旧比較をしてみました。
左:旧部品
右:新部品
他の方の交換事例を確認してみると、Oリングが白く変色してるんですよね。
しかし、うちのはOリングは特に変色しておらず劣化した感じがしません。
6年9ヶ月では劣化するまではいかないのだろうか。。。
カルキ汚れを掃除してみた
金具やその受けがカルキまみれだったので掃除します。
セリアでクエン酸買ってきました。
セリアのクエン酸は容器に入ってますし、別途水に溶かす必要もないのでお勧めです。
しかし、セリアの商品へのリンクは作れないので、代わりの安いクエン酸のリンクを張っておきます。
商品購入の際の参考にしてください。
私は掃除用のクエン酸を使用しましたが、蛇口/水栓を洗うと考えると食用のクエン酸の方がいいのかも知れません。
金具を掃除します。
- 皿にクエン酸を入れます。
- 金具をクエン酸に一晩つけ置きます。
- 使い古しの歯ブラシで磨きます。
かなり綺麗になりました。
金具受け側も掃除します。
- 蛇口シャワー部を取り付けます。(付けてないと水位が下り、クエン酸が流れてしまいます。)
- 蛇口本体にクエン酸を満杯になるまで入れます。できれば表面張力を使うぐらいに。
- クエン酸が蒸発しないようにラップします。(どの程度効果があるかわかりませんが)
- 一晩放置します。
- 使い古しの歯ブラシで磨きます。
翌日、止水栓を開け、クエン酸を洗い流します。
【追記:2022年1月12日】
洗い流す際は止水栓の根元にタオル等を巻いておかないと、
隙間から大量の水がシンク下に流れ落ちてしまいます。
(実際、流れ落ちて後始末に追われてしまいました。この対策はその3で行います。)
完全ではありませんが、かなり綺麗になりました。
セラミックバルブを取り付けてみた
新しいセラミックバルブを取り付けて水出ししてみました。
当然水漏れ無くなりました!
しかし、そこでふと疑問が。
旧部品もOリング部分は特に劣化していなかった。
しっかり取り付ければ使用できるのではないか?
試してみました。
新部品を取り外し、旧部品を取付。
金具やセラミックバルブはしっかり掃除したおかげか、簡単に取り外しできました。
旧部品を取り付けた状態で水を出してみました。
結果は・・・全く問題無し!
新部品は旧部品が本当に駄目になったとき用に取っておき、
まだしばらくは旧部品を使用していきたいと思います。
【追記:2022年6月18日】
セラミックバブルを掃除して1年3ヶ月程経ちましたが、全く水漏れはありません。
やはり交換する前に一度掃除を試してみるのがよさそうです。
【追記:2023年11月1日】
セラミックバブルを掃除してさらに1年4ヶ月、計2年7ヶ月程経ちましたが、全く水漏れはありません。
まとめ
ということで、少なめの漏水の場合は、まずは水栓のクリーニングを行ってみるのも一つの方法だと思います。
それでは解決できなかった場合は部品交換するということで。
今回の作業は試行錯誤しつつだったので、4時間程かかりました。
それなりに手間もかかりますし、道具を持っていなければそれらを購入する必要もあります。
始めに訪問作業は13000~21000円との提示があったのですが、
作業を終えた今、妥当な金額だなと感じます。
私自身は色々知り得たので自分で交換して良かったと思ってます。
DIY作業が苦でない方にはお勧めです。
タカギ 蛇口一体型浄水器 JA201MN-9NTN01 の漏水(水漏れ)に対応してみた。その3へ続く。
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