中華ナビ Teyes cc3 を設定してみたの続きです。
Teyes cc3に取り付け準備を行っていきます。
類似商品の spro+ (spro plus) / cc2+ (cc2 plus) / kingbeats k2+ (k2 plus) 等も参考になるかも知れません。
Contents
ハードメンテナンス
購入した状態だと若干問題があったので、少し手を加えました。
ラジオプラグ受け側修理
ラジオプラグが受け側の穴にささりませんでした。
Teyes cc3は全体的に良い製品なのですが、ここは中華クオリティでした。
何が問題か確認するために、筐体を開けてみることにしました。
ラジオプラグが途中までしか刺さらない。
穴の長さを測ると15mm程あるので、もう少し刺さっても良いはず。
プラグも刺さる部分が20mmはありそう。
テープを巻いて、どのぐらい刺さっているのかを確認すると、8mmしか刺さっていなかった。
ラジオプラグ受け側の穴を確認してみると、なんとなくハンダが盛り上がっている気がします。
穴に半田ごての先端を突っ込み、除去できないか試してみました。
何度か試してみたところ、ついに根元まで差し込むことができました!
やはりハンダが山盛りになっていたようです。
部品の故障や接触不良ではなく、この程度の問題で良かったです。
※後日、ラジオアプリを動作させてみましたが、問題無く動作しました。
CPUグリス塗布
筐体を何度も開けたためか、設定中によく止まるようになってしまいました。
(記事執筆時1月なのに・・・)
CPUヒートシンク的な部品も外しているので、グリスが密着しなくなり、あまり冷えなくなっているのかも知れません。
それが原因かはっきりしませんが、念のためにCPUグリスを付け直すことにしました。
少しでも冷えるように、高性能CPU用のグリスを使用することにしました。
このグリスは非導通性でショートすることがないので、使いやすいのも良い点です。
熱伝導効率 | 13.2W/m・k |
粘度 | 90-100pas |
耐熱温度 | -50-250℃ |
色 | ライトグレー |
容量 | 約2g |
その他 | RoHS指令準拠 |
作業としては、グリスクリーニングシートで古いグリスを全て除去した後、新たなグリスを塗布しました。
除去箇所は3箇所です。
- 写真1の基板から部品が立っている箇所
- 写真2のアルミ?カバーがある箇所
- 1.2に対応するヒートシンク
塗布箇所は2箇所です。
- 写真1の基板から部品が立っている箇所
- 写真2のアルミ?カバーがある箇所
グリスとグリスクリーニングシートは次の物を使用しました。
純正バックカメラ変換ハーネス
Teyes cc3には、バックカメラも付属しているのですが、新たに取り付けるのも大変なので、バックカメラは取り付け済の純正品を流用することにしました。
純正バックカメラは専用カブラになっており、Teyes cc3の方は汎用品のビデオ端子になっています。当然、そのままでは両者を取り付けることが出来ないので、間に変換ハーネス(アダプタ)が必要になります。
購入した状態では、バック(リバース)信号線は電源取り出しコネクター、アース線はクワ型端子となっています。
電源取り出しコネクターはハーネス廻りが嵩張るのが嫌なのでギボシ化。
クワ型端子はナビハーネスに纏めることで、取り外しを一体化させたいのでギボシ化。
ということでそれぞれギボシ化させました。
似たような商品はいくつかありますが、こちらを購入使用しました。
ハーネス改造
付属のハーネスには何故かリバース信号線が取り付けられてなかったので、自分で追加することにしました。ここには純正バックカメラ変換ハーネスのバック(リバース)信号線を繋げます。
リバース信号線を作成するにあたって、「住友電装 025型 TS用 オス端子」とギボシを購入。ギボシは他でも頻繁に使用するので大容量版。
オス端子ですが、若干短い気がします。
より良い商品があるかも知れませんが、こちらでも問題無く動作しています。
次にハーネスのアース線を分岐させ、受け入れ用の線を追加。
ここには純正バックカメラ変換ハーネスのアース線を繋げます。
これにより、Teyes cc3のハーネスと純正バックカメラ変換ハーネスが一体化し、Teyes cc3を取り外すのが楽になります。
(設定を見直すのは中々大変なので、取り外して家の中で作業することが多いんですよね)
全て取り付け
本体に全てのハーネス等を取り付けました。
- 純正バックカメラ変換ハーネス
- ラジオアンテナプラグ
- GPSアンテナ
- 4Gアンテナ端子にダミーロード
- wifiアンテナ端子にダミーロード
- その他ハーネス
ブランケットにカーボン調シート貼り付け
おまけで次の作業もしてあります。
購入したTeyes cc3はmazda5用なので、取り付けるための専用ブランケットが付属しています。
このブランケットは単なるプラスチックの枠で、見た目が非常にさみしいので、カーボン調シートを貼ることにしました。
少しはましに見た目になったでしょうか。
シートは3Mラップフィルムというものを5m分ぐらい購入してあったので、気になる箇所があれば少しずつ貼っていってます。
以上で、車への取り付け準備が整いました。
次はプレマシーへの取り付けを行っていきたいと思います。
中華ナビ Teyes cc3 を取り付けてみたへ続く。
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