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キッチンシンク排水口を銅製品に交換してみた

キッチンシンク排水口周りが大分汚れてきたので、綺麗にすることにしました。
対象は排水口カバー、排水口ゴミ受け、排水トラップです。
それぞれ丸8年使用しており、それなりに汚れてきています。
これらは標準ではポリプロピレン製なのですが、これを形状はほぼ同等の銅製品に交換することにしました。

銅製品だと次の様な効果があるようです。

銅に水が触れると水中に微量の銅イオンが溶け出し、殺菌と腐敗防止の効果がありますまた、排水口のぬめりや臭いも防いでくれます。

我が家ではファーストプラスのシステムキッチンを使用しており、まずはそれにあう商品を選択する必要があります。とはいえ、どの商品がフィットするかはわからないので、排水口周りの寸法を測り、大体のサイズで選びました。
結果的にほぼ問題無いサイズの商品を選択できましたが、完全にフィットはしていないので、参考程度に見て貰えればと思います。

※ちなみに、今回記事を書くにあたって調べるまで、ファーストプラスという会社名は知りませんでした。飯田ホールディングスのグループ会社のようなので、その関連の建物で使用されているケースが多いのかも知れませんね。

システムキッチンの仕様は次の通りです。

  • ファーストプラス製
  • type-x
  • FJシンク

Contents

購入商品

購入した商品は次の通りです。

排水口カバー

下村企販 銅製 排水口カバー ふた 42901

  • サイズ(約):直径14.4×高さ1.8cm、フチ高さ/0.7cm、適応排水口径/標準的な直径14.5cmに対応
  • 本体重量(約):100g
  • 素材・材質:銅
  • 生産国:日本、燕三条
  • 抗菌、悪臭防止、ぬめり防止

排水口ゴミ受け

下村企販 排水口 ごみ受け 純銅製 浅型 26784

  • サイズ:(約)外径13.4×高さ4.8cm、底外径10.3cm
  • 本体重量:(約)100g
  • 原材料:本体・・・純銅(クリア塗装)、取手・・・18-8ステンレス
  • 主材: 本体:ソーダガラス 金属部:ステンレス鋼
  • 原産国 ‏ : ‎ 日本、燕三条
  • 抗菌、悪臭防止、ぬめり防止

排水トラップ

カクダイ 流し台トラップ防臭ワン Φ89.5 対応品 452-912

  • サイズ : 14.0 x 14.0 x 7.0 cm
  • 本体重量 : 208.65g
  • 材質 : 銅
  • 原産国 : 中国
  • 銅の殺菌効果でヌメリが付きにくい
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標準ポリプロピレン製品と銅製品との比較

標準のポリプロピレン製品と銅製品との比較を行います。

比較する前に、まず、8年間使ったポリプロピレン製の各パーツを重曹などで掃除しました。

カバーやゴミ受けは割と頻繁に掃除してあったのですが、トラップの掃除はあまりしていなかったので、ドロドロの汚れがへばり付いていました。少し吐きそうになりつつ、なんとか除去。
汚れはキッチンペーパーで拭いとり、重曹に一晩付けて汚れをとりました。

掃除が終わってみると、案外綺麗でまだまだ使用できそうです。
なので、ポリプロピレン製品は捨てずに銅製品に問題があったときのため、念のために保存して置こうと思います。

排水口カバーの比較

ポリプロピレン製の方が上蓋部分が盛り上り入口が大きくなっており、大きなゴミが通過しやすそうです。
反面、誤って転がった材料等も通過してしまいそうです。
そもそも、大きなゴミはゴミ受けに流さず、三角コーナー等のゴミ袋に入れたいので、銅製品のように入口が狭い方が望ましい気がします。

材質ポリプロピレン
直径約143mm約143mm
全体高さ(盛り含む)約43mm約19mm
高さ(盛り除外)約40mm約19mm
開口高さ約37mm約17mm
重量約44g約100g

排水口ゴミ受けの比較

ポリプロピレン製の方は一つ一つの穴が小さいです。ほとんどのゴミはここでキャッチされ、排水口に流れていかないと思われます。反面、ドロドロとゴミですぐに目詰まり起きてしまい頻繁に掃除をする必要ありそうです。

銅製の方が穴が大きく水が流れやすそうです。しかし、小さなゴミもどんどん流れていきそうです。ぬめりも少なく目詰まりもしにくいみたいですし、配水管の方は大丈夫か?となってしまいそうです。

結論としては、銅製品にネットを被せるのが良いように思われます。
ゴミはネットを捨てれば良いし、目詰まりも起こしにくい、ぬめりも付きにくい、ということで手入れが楽になるのではないでしょうか。ネット購入分、ランニングコストは上がってしまいますが。

材質ポリプロピレン
全体直径約134mm約134mm
ゴミ受け部分直径約118mm約103mm
全体高さ約50mm約46mm
ゴミ受け部分高さ約40mm約35mm
穴直径約1.1mm約3mm
重量約44g約96g

排水トラップの比較

これらは形状が結構違いました。
まず、上部のバッテン部分です。排水トラップは取り外し、取り付けを行う際に水平方向に回転する必要があるのですが、その際にこの部分を持って回すことができます。とはいえ、本体部分を持って回すこともできますし、あった方がより良いとは思いますが、なくても良い部分でもあります。

次は足の部分です。この部分を排水口に取り付けるわけですが、長さが結構違います。
本体直径も違います。
そして、取付に問題がでます。サイズ的にもっと良い製品があれば、そちらを選択した方が良いかも知れません。一応取り付けられはするのですが。

材質ポリプロピレン
全体直径(足含む)約106mm約104mm
本体直径約94mm約89mm
全体高さ(バッテン含む)約74mm約63mm
本体高さ約64mm約63mm
重量約61g約163g

銅製品取り付け

排水トラップ取り付け

まず、「カクダイ 流し台トラップ防臭ワン Φ89.5 対応品 452-912」を取り付けます。

3箇所取り付け箇所があるのですが、2箇所しか取り付けれませんでした。
この写真では上の1箇所が取り付けできておらず(ポリプロピレンの上に銅が来ている)、
下の2箇所のみ取り付けできています(銅の上にポリプロピレンが来ている)。
足の部分を少し曲げてやれば全ての足を取り付けできそうな気もします。
足は相当固いので簡単には曲がらなさそうではありますが。
大きさは銅製品の方が小ぶりなのですが・・・。
また、足をヤスリで削って短くすると取り付けできたという情報も見かけました。
後日、いずれかの方法を試してみたいと思います。

排水口ゴミ受け取り付け

次に「下村企販 排水口 ごみ受け 純銅製 浅型 26784」を取り付けます。
こちらは何の問題も無く、ぴったり取り付けできました。

排水口カバー取り付け

最後に「下村企販 銅製 排水口カバー ふた 42901」を取り付けます。
こちらも何の問題も無く、ぴったり取り付けできました。

シンク全体

取り付け後のシンク全体になります。
輝く排水口カバーが素敵です。笑

経過観察

経過もこのページに追記していこうと思います。
悪臭、ぬめり、変色がどのように変わっていくか等。

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