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中華ナビ Teyes cc3 を買ってみた

AliExpressで、中華ナビ「Teyes CC3」という商品を購入してみました。
(中華ナビとは、車向けのAndroid機のことです。)
Teyesの製品はDIN汎用品は存在せず、車種専用品しか無いようです。
プレマシーに取り付けたいので、プレマシーの海外版「Mazda5」用を選択しました。
中身を確認した限りでは、おそらく機器本体自体は汎用品で他車用と共通で、
他車用との違いは専用ブラケットと専用ケーブルが異なるのみだと思われます。
そのため、他車の方も、ある程度この記事を参考にできるのではないでしょうか。
また、spro+ (spro plus) / cc2+ (cc2 plus) / kingbeats k2+ (k2 plus) 等の類似機種を使用されている方も参考に出来る部分があるかも知れません。

Contents

商品情報

プレマシーの海外版「Mazda5」用の情報になります。
購入は2020/12で、その時点での情報になります。
2022年現在とは内容が異なっている可能性があります。
また、間違いもある可能性があります。ご注意ください。

スペック

TEYES has released a new flagship, the CC3 with the following specifications.
UIS7862 (Unisoc ums512) SOC

  • CPU:8 core 12 nm big.LITTLE with 2 A75 and 6 A55 cores.
  • メモリ:6GB
  • ストレージ:128GB
  • ディスプレイ:9 inch 1280 x 720 QLED +2.5D screen.
  • Phillips NXP TEF6686 FM radio.
  • ST TDA 7851L amplifier.
  • 3 x USB 2.0 ports.
  • Android 10 (API 29).
  • 2 DSP ADAU1701 + Rohm32107 27 EQ.
  • Optical + Coaxial output.
  • External mic. in.
  • WIFI:2.4 GHz (802.11n) and 5 GHz (802.11ac)
  • Full hd rear view camera.
  • Built in 4G modem. (BAND 1、2、3 5、7、8、34、38、39、41N)
  • Gyroscope.
  • Navigation receives GPS,GLONASS and BEIDOU satellites.
  • A metal back case with a fan for the SOC.
  • Very shallow which is perfect for cars with undeep dashboards.
  • Multiple oem panels and canbus adapters available for different car brands and models.
  • ハンドルリモコン対応

梱包内容

  • 汎用品
    • TEYES CC3本体
    • USBケーブル1
    • USBケーブル2
    • GPSアンテナ
    • Wifiアンテナ
    • 4Gアンテナ
    • オーディオケーブル
    • ドライバー
  • Mazda5専用品
    • ブラケット
    • Mazda5対応ケーブル

その他情報

  • AliExpress

自宅内で起動確認

車用の電装品は、車内であれこれ確認するのは大変なので、
まず自宅内で動作確認するようにしています。
動作確認をするにあたり次の物を用意しました。

  • mazda 24P変換コネクター
  • AC/DC アダプター
    • プラス側にY字型ギボシが必要
  • ダミーロード
  • Aterm MR04LN

ダミーロード取り付け

技適取得されていない商品でも、ダミーロードを取り付けての確認は問題ないらしいという情報を見つけたので、ダミーロードを取り付けて確認することにしました。
正確にはダミーロード取り付け有無ではなく、電界強度(電波の強さ)が定められた基準以下か否かが判断基準になるようです。
詳細は総務省通信局に確認して下さい。

取り付け前
取り付け後

電源取り付け

  1. 本体のソケット「G: Power port」にケーブルを取り付けます。
  2. ケーブルのカプラーに「mazda 24P変換コネクター」を取り付けます。
  3. バックアップ電源(黄線)にAC/DCアダプターを取り付けます。
  4. ACC電源(赤線)にAC/DCアダプターを取り付けます。

バックアップ/ACC両電源とも、同一のAC/DCアダプターに取り付けて動作しました。

起動スピード

速いです。
エンジンを掛けた直後にバックしたい場合に、すぐにバック画面が表示されるのは非常にありがたいです。
従来ナビを付けていた時は、バック画面がみたいだけでも、ナビが起動するまである程度(数十秒?)待たされていましたが、それが解消しました。

  • バックアップ電源投入時
    • 約22秒
  • ACC電源投入時
    • 約4秒
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Wifi接続確認

ダミーロード経由Wifi接続確認

ダミーロードを付けたままでも、特に問題無くインターネット接続できました。
Wifiアクセスポイントが同一部屋内にあり障害物も無いからかも知れません。環境によっては繋がらないかも知れません。
設定方法は通常のAndroidと特に変りませんでした。

アンテナ経由Wifi接続確認

試していませんが、アンテナ経由であれば屋外からでも、自宅内のWifiアクセスポイントに接続できそうな気はします。

4G接続確認

ダミーロード経由4G接続確認

ダミーロードを付けたままでは、アンテナピクトは1,2本立ちますが、インターネットへの接続はできませんでした。環境によっては繋がることもあるかも知れません。
設定方法は通常のAndroidと特に変りませんでした。

アンテナ経由4G接続確認

試していませんが、アンテナ経由であれば自宅内からでも、インターネット接続できそうな気はします。

USB経由4G接続確認

次の手順でインターネットに接続できていることを確認しました。

  1. WifiをOFFにします。
  2. AtermをUSB接続します。
  3. chromeでYahoo等にアクセスしました。

画面右上付近の「<-->」というマークがUSB接続でインターネットに接続できている印のようです。

bluetooth接続確認

bluetoothは2系統あります。
bluetooth1は普通に設定画面に行くことができますが、bluetooth2の設定画面は隠されており、少し手順を踏まないと設定画面に行くことができません。
また、bluetoothへダミーロードを取り付けることができなかったので、動作確認は行っていません。

bluetooth1

機能としては、音楽や通話の操作があるようです。

bluetooth2

bluetooth2の設定画面表示方法は、何らかの方法で全アプリ一覧を表示させ、そこから設定を呼び出します。
hidden settings等のアプリをインストールすると簡単かも知れません。
機能としては、bluetoothテザリングがあるようです。

GPS受信状態確認

プレートあるなしで受信状況が変わるか確認してみました。

  • GLONASS
No65667879818288195223227228233
212928383936293532252426
202525293836213223142820
14391083911-46
  • GPS
No1781014212230
3422312530222833
3134292822323030
3-82-38-10-23

結果は・・・、よくわかりません。
数値は常に変動するので、記録したタイミングで結構変わりそうです。
それでも、GLONASSの方は随分数字が改善しているようです。
しかし、GPSの方は取り付けない方が良いのでは無いか・・・という結果になってしまっています。
測定したのは自宅内なので、屋外だとまた結果が違うかも知れませんし、複数回測定したわけでもありませんし、とりあえずは取り付けて様子を見ようと思います。

CPUベンチを実行してみた

androidではantutuが有名なベンチマークソフトですが、スパイウェアということで使用しない方が良いらしく、代わりにgeekbench5を使用して、スピードを計測してみました。

GeekBenchのサイトに各機種のスピードが記載されています。
https://browser.geekbench.com/android-benchmarks/
このサイトによると、だいたい「Sony Xperia XZ1」ぐらいのスピードのようです。

geekbench5 リンク

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RUN CPU BENCHMARK

RUN COMPUTE BENCHMARK


次は各種設定を行っていきたいと思います。

中華ナビ Teyes cc3を設定してみたへ続く。

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